スキルアップを目指す

看護師として働き続けることに、漠然とした不安や不満を感じる人は多いです。
特に大きな悩みはないものの、やりがいや人の役に立っているという実感が持てないなら、資格を取得してスキルアップするという方法があります。

超音波検査士は、循環器や腹部、体表臓器などそれぞれの専門分野に分かれていて、実際に携わっている診療科に合った部位の取得を目指すことができます。
患者の検査に直接かかわり、超音波検査によって疾患を突き止めることが可能になり、検査を依頼した医師とそれぞれの見地から意見交換するなど専門性を求められる資格です。
資格取得には超音波検査学会や超音波医学会への所属や、受験のための症例集めなど高いハードルもありますが、健康診断から確定診断まで幅広く活躍できる資格です。

糖尿病療養指導士は、糖尿病指導のエキスパートとして重宝されています。
糖尿病患者やその予備軍が増え続けている一方で専門医の数は限られており、専門的な指導を必要とする患者の数に対し、それに応えられるだけの医師が不足しがちです。
そのため、糖尿病療養指導士の果たすべき役割は、非常に大きなやりがいのある仕事と言えます。
資格取得には2年以上の糖尿病の指導の経験を必要としますが、受験者用講習会の開催により必要な知識を得た上で受験することができ、e-ラーニングを選択できるなど、忙しくても計画的に資格取得に向けて勉強できる環境が整っています。

このように、自分だけでなく患者のためにもなる資格取得に挑戦すると不安を解消することができ、やりがいを持って働けるようになるでしょう。